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治験の採血について

治験の採血について

ほぼすべての治験で行われているのが、「採血」です。必ず通らなければならない関門であるのと同時に、最大の難関である採血、具体的にどのように行われるのでしょうか。

採血の時間

まず採血の方法ですが、かつてはそれこそ「採血地獄」でした。通常の日でも1日に最低3回はある採血ですが、これが投薬の日になるとゆうに10回以上はあります。

しかも、投薬をするのがおおむね9時ごろなのですが、そこから13時か14時ごろの昼食の時間まで、30分間隔で採血があります。この時間が、治験の中で最もつらい時間です。

採血の注射針

10回以上も採血の注射針を刺すだけでもすでに地獄ですが、注射を繰り返すうちにさす場所がなくなってきてしまう可能性もあります。

そんなデメリットを解消すべく、最近では採血の日に限って埋め込み式の注射針を使用するところも増えてきています。これは、最初の1回だけ針を刺しておき、その針を抜かずに残しておきます。2回目以降はその針に試験管のようなものを取り付けるだけで採血ができるので、何回も針を刺すあの苦痛からは解放されます。

看護師さんに大きく左右される

かつて、1日10回以上も注射針を刺していた時代には、看護師さんの腕がものを言っていました。上手な看護師さんですと、大して苦痛も感じることなく採血が終了するのですが、あまり上手でない看護師さんですとさす時に激痛が走ります。いつもは若い看護師さんがいいと思っている人も、このときばかりは「ベテランの看護師さんがいい」と思うことでしょう。

前述したように、現在では埋め込み式の注射針も増えてきているので、かつてよりも看護師さんの腕に採血が大きく左右されることもなくなりましたが。

血管が出る人、出ない人

採血の際、血管がよく見える人とそうでない人がいます。血管がよく見える人ならば看護師さんがすぐに注射できるのですが、血管が見えないとゴムをきつく締めて血管を探さなければなりませんので、普通の人よりも時間がかかってしまいます。ただし血管が出る出ないは、個人ではどうすることもできません。

血が出る人、出ない人

血の気が多い人とそうでない人でも、採血の際に差が出ます。前者でしたら血がすぐに試験管の中に入っていくので問題がありませんが、後者ですとなかなか血が入っていきません。その際には、看護師さんが血管を「しごく」ように絞り出そうとしてくれます。特に、採血日は血が出なくなる傾向があります。